追記した投稿

防衛省、宇宙領域に関する調査研究を契約

2018年1月30日火曜日

防衛装備庁、ミサイル発射試験を米海軍省と契約

防衛装備庁は2017年11月に米海軍省と「ミサイル発射試験」を契約しました (*1)。

品目 ミサイル発射試験
契約日 2017/11/13
契約相手方 米海軍省
契約額 5,761,800,000 円

内容についての情報はありませんが、57億円と高額で担当が米海軍省であることを考えると、護衛艦「あたご」のSM-3ブロック2Aの発射試験ではないかと予想します。あたご型護衛艦はBMD改修は2隻のうち「あたご」が完了済み、「あしがら」も2018年度には完了します。しかしSM-3ブロック2Aの開発遅延により迎撃ミサイルは搭載されていません。

[更新]あたご型護衛艦はSM-3ブロック1Bを搭載します(*2)。2018年9月12日にアメリカで発射試験に成功しました(*3)。

こんごう型護衛艦は4隻は改修後にアメリカでSM-3 ブロックIAの装備認定試験を行っています。

出典
*1 防衛装備庁 平成29年度 月別契約情報/随意契約(基準以上)(Excelファイル)
http://www.mod.go.jp/atla/souhon/supply/jisseki/rakusatu/index3.html
*2 イージス護衛艦「あたご」改修の不可思議:どうなる、日本の弾道/巡航ミサイル防衛(FNN PRIME) - Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180902-00010000-fnnprimev-int
*3 防衛省・自衛隊:イージス護衛艦「あたご」からのSM-3ブロックⅠB発射試験の結果について
http://www.mod.go.jp/j/press/news/2018/09/12c.html 

2018年1月29日月曜日

陸自中央会計隊、作業用途衣料の難燃化に関する最新技術動向調査を契約

陸上自衛隊中央会計隊は2017年11月に「作業用途衣料の難燃化に関する最新技術動向調査」を富士経済と契約しました。

品目 作業用途衣料の難燃化に関する最新技術動向調査
契約日 2017/11/16
契約相手方 富士経済
契約額 6,696,000 円

2018年7月に成果物が防衛省HPで公開されました。
https://www.mod.go.jp/j/approach/hyouka/kouritsuka/yosan_shikko/2017/index.html

[更新2019/09/21]
リンク修正

出典
陸上自衛隊中央会計隊 契約結果の公表
http://www.mod.go.jp/gsdf/dc/cfin/newpage4.htm
http://www.mod.go.jp/gsdf/dc/cfin/PDF/zuiikeiyaku/2911kouhyou.pdf

2018年1月20日土曜日

航空装備研究所、ヘリコプターの高速化及び飛行性能向上のための空力技術に関する基礎検討(その2)を契約

防衛装備庁 航空装備研究所は2017年11月に「ヘリコプターの高速化及び飛行性能向上のための空力技術に関する基礎検討(その2)」を川崎重工業と契約しました。

「本役務はヘリコプターのローターブレードにプラズマアクチュエーターを適用することによる、高速飛行及び飛行性能向上の可能性について検討するものであり、1.3(1)の引用文書を参考に2次元翼動的CFD解析を用いた検討を行い、その結果を報告書にまとめるものである。」(公告第89号平成29年10月19日より)

品目 ヘリコプターの高速化及び飛行性能向上のための空力技術に関する基礎検討(その2)
契約日 2017/11/07
契約相手方 川崎重工業
契約額 1,721,520 円

出典
防衛装備庁 契約に係る情報の公表(航空装備研究所)
物品役務(競争)/29年度/11月
http://www.mod.go.jp/atla/data/info/ny_kenkyu_koukuu/ny_kenkyu_koukuu_ichi.html

2018年1月15日月曜日

JAXA、Pi-SAR-L2の搭載に向けた航空機改修の概念設計を契約

JAXAは2017年11月に「航空機搭載Lバンド合成開口レーダ2(Pi-SAR-L2)の搭載に向けた航空機改修の概念設計」をダイヤモンドエアサービスと契約しました。

品目 航空機搭載Lバンド合成開口レーダ2(Pi-SAR-L2)の搭載に向けた航空機改修の概念設計
契約日 2017/11/10
契約相手方 ダイヤモンドエアサービス株式会社
契約額 3,348,000 円

機構のPi-SAR-L2は現在、Gulfstream-II型航空機に搭載されているが、当該航空機の老朽化に伴い、後継機であるGulfstream-IV型機への載せ替えを想定して、今後のPi-SAR-L2の運用を検討する必要があることから、本業務では、IV型機体に搭載するための改修に係る概念設計と、機構のPi-SRA-L2と情報通信研究機構(NICT)の所有するPi-SAR (X-band)とを同時に搭載し、観測可能とするための概念検討を実施する。  本業務の実施にあたっては、機構とNICTのレーダを同時に搭載するため、IV型機の機体外形改造(2つのレーダを格納して観測可能とするため、機体下部に穴を開けて、カバー覆う形状変更)と、2つのレーダが飛行中に同時に観測可能な状態を確保することが必要であることから、航空機それ自体並びに航空機に搭載したレーダの挙動に関する技術情報、ノウハウ等を有していることが必要であり、これらは業者保有の非開示情報等であることから、提案業者は本業務を履行可能な唯一の者である。(随意契約によることとした業務方法書又は会計規定等の根拠規定及び理由)


[2022年度]
品目 航空機搭載Lバンド合成開口レーダ2(Pi-SAR-L2)搭載のための航空機改修の詳細設計及び準備作業
契約日 2023/01/31
契約相手方 ダイヤモンドエアサービス
契約額 8,855,000 円

出典
JAXA 随意契約適正化に伴う契約情報の公表 / 29年度
http://stage.tksc.jaxa.jp/compe/zui/index_zui.html
平成29年度 PDFファイル
http://stage.tksc.jaxa.jp/compe/zui/nendo/zui29nendo.pdf
ダイヤモンドエアサービス株式会社
https://www.das.co.jp/
2022年度 No.3041
https://stage.tksc.jaxa.jp/compe/zui/nendo/zui2022nendo.pdf

2018年1月11日木曜日

防衛装備庁、MCH-101とCH-101のPBLを契約

防衛装備庁は2017年11月にMCH-101とCH-101の機体維持業務等に係る包括契約を川崎重工業と締結しました。「調達予定品目(回転翼室)」の納期(役務期間)は2020年12月となっているので両機種とも3年間の契約となるようです。

品目 CH-101の機体維持業務等に係る包括契約
数量 1 式
契約日 2017/11/29
契約相手方川崎重工業
契約額 1,888,133,760 円

品目 MCH-101の機体維持業務等に係る包括契約
数量 1 式
契約日 2017/11/29
契約相手方川崎重工業
契約額 14,515,349,040 円

品目 MCH-101の機体維持業務等に係る包括契約(初度費)
数量 1 式
契約日 2017/11/29
契約相手方川崎重工業
契約額 13,651,200 円

[2020年度]
防衛装備庁は2020年11月にMCH-101とCH-101の機体維持業務等に係る包括契約を川崎重工業と締結しました。

品目 CH-101の機体維持業務等に係る包括契約
数量 1 式
契約日 2020/11/30
契約相手方 川崎重工業
契約額 3,419,726,200 円

品目 MCH-101の機体維持業務等に係る包括契約
数量 1 式
契約日 2020/11/30
契約相手方 川崎重工業
契約額 19,172,892,200 円

品目 MCH-101の機体維持業務等に係る包括契約(初度費)
数量 1 式
契約日 2020/11/30
契約相手方 川崎重工業
契約額 30,943,000 円

[2023年度]
防衛装備庁は2023年8月にMCH-101とCH-101の機体維持業務等に係る包括契約を川崎重工業と締結しました。

CH-101の機体維持業務等に係る包括契約 1式 2023/09/29 川崎重工業 3,412,072,400円
MCH-101の機体維持業務等に係る包括契約 1式 2023/09/29 川崎重工業 24,307,632,800円
MCH-101の機体維持業務等に係る包括契約(初度費) 1式 2023/09/29 川崎重工業 36,630,000円

出典
防衛装備庁 平成29年度 月別契約情報/随意契約(基準以上)(Excelファイル)
防衛装備庁 令和2年度 月別契約情報/随意契約(基準以上)(Excelファイル)
防衛装備庁 令和5年度 月別契約情報/随意契約(基準以上)(Excelファイル)
https://www.mod.go.jp/atla/souhon/supply/jisseki/rakusatu/index3.html
防衛装備庁 調達予定品目(中央調達分)/ 調達予定品目(回転翼室)
http://www.mod.go.jp/atla/souhon/supply/jisseki/choutatsuyotei.html

防衛装備庁、音響測定艦用システムを契約

防衛装備庁は2017年11月に「音響測定艦用システム」を米海軍省と契約しました。

品目 音響測定艦用システム
数量 1 SE
契約日 2017/11/17
契約相手方 米海軍省
契約額 2,308,416,000円

出典
防衛装備庁 平成29年度 月別契約情報/随意契約(基準以上)(Excelファイル)
http://www.mod.go.jp/atla/souhon/supply/jisseki/rakusatu/index3.html

防衛装備庁、T-5とTC-90の機体定期修理及びCVR搭載を契約

防衛装備庁は2017年11月に「TC/LC-90機体定期修理及びCVRの搭載」をジャムコ、「T-5機体定期修理及びCVRの搭載」をSUBARUと契約しました。

品目 TC/LC-90機体定期修理及びCVRの搭載
数量 7 機
契約日 2017/11/02
契約相手方 ジャムコ
契約額 763,949,880 円

品目 T-5機体定期修理及びCVRの搭載
数量 10 機
契約日 2017/11/21
契約相手方 SUBARU
契約額 650,818,800 円

出典
防衛装備庁 平成29年度 月別契約情報/随意契約(基準以上)(Excelファイル)
http://www.mod.go.jp/atla/souhon/supply/jisseki/rakusatu/index3.html

2018年1月10日水曜日

防衛装備庁、空中発射型電子妨害装置の構成品共通化に係る研究を契約

防衛装備庁は地方調達(長官官房会計官)で2017年11月に「空中発射型電子妨害装置の構成品共通化に係る研究」を川崎重工業と契約しました。

品目 空中発射型電子妨害装置の構成品共通化に係る研究
契約日 2017/11/02
契約相手方 川崎重工業
契約額 21,058,160 円

以下の資格要件を満たす企業を募集していました。
「小型飛翔体の機体設計ができる技術、小型ジェットエンジンに関する技術、小型飛翔体を搭載母機から投下後に自律飛行させる技術、電子妨害装置としての機能を設計できる技術、本機と母機間の通信システムを設計できる技術を有し、英国企業と空中発射型電子妨害装置に関する技術情報の共有」
(*随意契約によることとした会計法令の根拠条文及び理由より)

出典
防衛装備庁 契約に係る情報の公表(長官官房会計官)
物品役務(随契)/ 29年度 / 11月
http://www.mod.go.jp/atla/data/info/ny_honbu/ny_honbu_ichi.html

防衛装備庁、5.56mm機関銃MINIMIを契約

防衛装備庁は2017年10月と11月に5.56mm機関銃MINIMI及び銃身部を住友重機械工業と契約しました。

品目 5.56mm機関銃MINIMI
数量 48 丁
契約日 2017/10/11
契約相手方 住友重機械工業
契約額 129,600,000 円

品目 5.56mm機関銃MINIMI
数量 4 EA
契約日 2017/11/10
契約相手方 住友重機械工業
契約額 8,856,000 円

品目 銃身部,5.56mm機関銃MINIMI用
数量 27 EA
契約日 2017/11/10
契約相手方 住友重機械工業
契約額 9,917,640 円

品目 5.56mm機関銃MINIMI
数量 非公開
契約日 2017/11/13
契約相手方 住友重機械工業
契約額 8,359,200 円

品目 5.56mm機関銃MINIMI
数量 1 SE
契約日 2017/11/13
契約相手方 住友重機械工業
契約額 2,808,000 円

品目 5.56mm機関銃MINIMI
数量 1 SE
契約日 2017/11/13
契約相手方 住友重機械工業
契約額 2,872,800 円

品目 5.56mm機関銃MINIMI
数量 2 SE
契約日 2017/11/13
契約相手方 住友重機械工業
契約額 5,680,800 円

品目 銃身部,5.56mm機関銃MINIMI用
数量 22 EA
契約日 2017/11/28
契約相手方 住友重機械工業
契約額 7,294,320 円

出典
防衛装備庁 平成29年度 月別契約情報/随意契約(基準以上)(Excelファイル)
http://www.mod.go.jp/atla/souhon/supply/jisseki/rakusatu/index3.html

防衛装備庁、生体検出レーダの研究試作を契約

防衛装備庁は2017年11月に「生体検出レーダの研究試作」を富士通と契約しました。

品目 生体検出レーダの研究試作
契約日 2017/11/28
契約相手方 富士通
契約額 514,620,000 円

出典
防衛装備庁 平成29年度 月別契約情報/随意契約(基準以上)(Excelファイル)
http://www.mod.go.jp/atla/souhon/supply/jisseki/rakusatu/index3.html

防衛装備庁、T-4戦技研究仕様機化改修を契約

防衛装備庁は2017年11月に「T-4戦技研究仕様機化改修」を川崎重工業と契約しました。
T-4標準仕様機をブルーインパルス仕様へ改修する契約です。通常より疲労の大きい飛行を行うことから、全機を交代させるようです。

品目 T-4戦技研究仕様機化改修
数量 3 機
契約日 2017/11/09
契約相手方 川崎重工業
契約額 1,063,150,920 円

参考
平成28年度
T-4戦技研究仕様機化改修 2機
2017/03/13
川崎重工業
696,321,360円
平成27年度
T-4戦技研究仕様機化改修 2機
2016/02/24
川崎重工業
672,965,280円
平成26年度
T-4戦技研究仕様機化改修 2機
2015/03/03
川崎重工業
571,101,840円
平成24年度  * 震災損耗補充
T-4戦技研究仕様機化改修 1機   
2013/02/15
川崎重工業株式会社
246,960,000円

防衛装備庁 平成29年度 月別契約情報/随意契約(基準以上)(Excelファイル)
http://www.mod.go.jp/atla/souhon/supply/jisseki/rakusatu/index3.html

防衛装備庁、試験用暗視装置を2件契約

防衛装備庁は海上自衛隊要求の試験用暗視装置(その1)と試験用暗視装置(その2)をデルフトハイテック株式会社、株式会社DSE Corporationと契約しました。

品目 試験用暗視装置(その1)
数量 1 OT
契約日 2017/11/09
契約相手方 デルフトハイテック株式会社
契約額 3,510,000円

品目 試験用暗視装置(その2)
契約日 1 OT
契約日 2017/11/10
契約相手方 株式会社DSE Corporation
契約額 4,536,000円

出典
防衛装備庁 平成29年度 月別契約情報/競争(基準以上)(Excelファイル)
防衛装備庁 平成29年度 月別契約情報/随意契約(基準以上)(Excelファイル)
http://www.mod.go.jp/atla/souhon/supply/jisseki/rakusatu/index3.html
 

2018年1月5日金曜日

防衛装備庁、新技術の短期実証の構想設計5件を契約

防衛装備庁は地方調達(長官官房会計官)で2017年7月に新技術の短期実証の構想設計を5件契約しました(*1)。
「新技術の短期実証」は民生先端技術を取込み3年から5年の短期間で実用化を図る取組みです。成果は民間市場も開放されます。
 
新技術の短期実証(艦内等無線ネットワーク構築)(構想設計)
契約日 2017/07/31
契約相手方 日本電気
契約額 19,440,000 円

新技術の短期実証(ニアリアルタイム大規模データ分析)(構想設計)
契約日 2017/07/31
契約相手方 三菱電機
契約額 38,629,440 円

新技術の短期実証(衛星通信アンテナの不要放射低減)(構想設計)
契約日 2017/07/31
契約相手方 日本電気
契約額 19,440,000 円

新技術の短期実証(ネットワークフライトシミュレーション)(構想設計)
契約日 2017/07/31
契約相手方 三菱電機
契約額 48,600,000 円

新技術の短期実証(オフロードバイク静粛化)(構想設計)
契約日 2017/07/31
契約相手方 川崎重工業
契約額 48,600,000 円

「情報提供企業の募集」時の課題名 (*2)
  1. 護衛艦内や陸上の分隊等における安定かつセキュアな無線ネットワークの構築
  2. 護衛艦内におけるニアリアルタイムでの大規模データ分析
  3. 衛星通信アンテナからの不要放射の低減
  4. VR技術等を活用した低コストな多人数ネットワークフライトシミュレーション
  5. オフロードバイクの電動化等による静粛化 
 5件の事業は2018年度に仮作試験を実施予定です。
https://jm2040.blogspot.com/2018/05/published-documents.html
出典
*1 防衛装備庁 契約に係る情報の公表(長官官房会計官)
物品役務(競争)/ 29年度 / 7月
*2 防衛装備庁 平成29年2月27日 課題に関連する技術に関して

第2補給処、T-4格納機の格納解除に関する作業等を契約

航空自衛隊 第2補給処は2017年11月に「T-4格納機の格納解除に関する作業等」を川崎重工業と契約しました。一部のT-4が補給処の倉庫に保管されています。それを飛行可能な状態に戻す作業と思われます。

品目 T-4格納機の格納解除に関する作業等
契約日 2017/11/27
契約相手方 川崎重工業
契約額 20,135,520円

出典
第2補給処 公共調達の適正化に係る契約情報の公表
29年度 / 随意契約 / 11月
http://www.mod.go.jp/asdf/2dep/index6.html

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