防衛装備庁は2022年9月に「基地防空用地対空誘導弾(改)及び新近距離地対空誘導弾(その1)」を東芝インフラシステムズと契約しました。
巡航ミサイルの同時多数攻撃に対処するための短距離地対空ミサイルの開発で期間は2022年度から2026年度まで。空自の基地防空用地対空誘導弾の改善型と陸自の93式近距離地対空誘導弾の後継として誘導弾と発射部が共通化されています。
品目 基地防空用地対空誘導弾(改)及び新近距離地対空誘導弾(その1)
契約日 2022/09/02
契約相手方 東芝インフラシステムズ
契約額 1,615,900,000 円
[2023年度]*3
品目 基地防空用地対空誘導弾(改)及び新近距離地対空誘導弾(その2)
契約日 2024/03/29
契約相手方 東芝インフラシステムズ
契約額 4,972,000,000 円
基地防空用地対空誘導弾(改)実用試験用供試弾 数量非公開
2024/03/29 東芝インフラシステムズ 428,560,000円
新近距離地対空誘導弾(実用試験用) 1式
2024/03/29 東芝インフラシステムズ 856,900,000円
出典
*1 防衛装備庁 : 令和4年度 月別契約情報/随意契約(基準以上)(Excelファイル)
https://www.mod.go.jp/atla/souhon/supply/jisseki/rakusatu/index3.html
*2 防衛省 : 令和3年度 事前の事業評価 評価書一覧
https://www.mod.go.jp/j/approach/hyouka/seisaku/2021/jizen.html
*3 防衛装備庁 : 契約に係る情報の公表(中央調達分)
随意契約(基準以上)/令和5年度/3月
https://www.mod.go.jp/atla/souhon/supply/jisseki/rakusatu/index.html
https://www.mod.go.jp/atla/souhon/supply/jisseki/rakusatu/kohyo_r05/05_zuikei_kijunijo-03.xlsx
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